『春の声』(はるのこえ、Frühlingsstimmen )作品410は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲したワルツ。 1882年にヨハン・シュトラウス2世は、ピアニストであり親友でもあった当時71歳のフランツ・リストと即興演奏パーティで同席した時、余興でまとめ上げたといわれる。公開の初演時には、コロラトゥーラ・ソプラノ歌手のビアンカ・ビアンキのためにオーケストラ伴奏付きの歌曲として発表され、同年の3月1日にアン・デア・ウィーン劇場で行なわれ、大成功を収めた。当時ヨハン・シュトラウス2世も3度目の結婚で得た幸福感を味わっていたことが、曲名や曲想に反映されたという説もある。 今日では声楽なしのオーケストラによる短縮された演奏で行なわれているが、1987年のニューイヤーコンサートでは、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮とキャスリーン・バトルによる演奏が行なわれた。当コンサートにおいてゲストを招く演出は、現在までこの1度きりである。 日本では毎日放送系の長寿番組「皇室アルバム」のテーマ音楽として長らく親しまれ、東陽一監督、川上麻衣子、寺田農主演の映画「うれしはずかし物語」(全編シュトラウスの音楽を用い、物語にも若干「こうもり」を意識した面がある)の主題曲にも用いられている。
金曜日, 10月 25 202418.00 Uhr グラーツ ⁄ Congress ⁄ Stefaniensaal
National holiday concert
ヨハネス・ ヴィルトナー 指揮者
Programm ヨハン・ シュトラウス2世 : オペレッタの序曲インディゴ ヨハン・ シュトラウス2世 : ポルカ『ウィーンによろしく』 op. 225 ヨハン・ シュトラウス2世 : ワルツ「レモンの花咲くところ」 op. 364 ヨハン・ シュトラウス2世 : ポルカ『ドナウの岸辺より』 op. 356 ヨハン・ シュトラウス2世 : 田園のポルカ / ポルカ·フランセーズ op. 276 ヨーゼフ シュトラウス : Hesperusbahnen / Walzer op. 279 Pause ヨハン・ シュトラウス2世 : Erinnerung an Covent Garden / Walzer op. 329 エドゥアルド・ シュトラウス1世 : Carmen-Quadrille op. 134 ヨハン・ シュトラウス2世 : ポルカ「クラップフェンの森で」 op. 336 ヨーゼフ シュトラウス : Vélocipède / Quick polka op. 259 ヨハン・ シュトラウス2世 : 新ピチカート・ポルカ op. 449 ヨハン・ シュトラウス2世 : ワルツ『市庁舎舞踏会』 op. 438 Zugabe Hans Christian Lumbye : Champagne Galopp op. 14 ヨハン・ シュトラウス2世 : Let's dance! / Quick polka op. 436 ヨハン・ シュトラウス1世 : ラデツキー行進曲 op. 228
グラーツ ⁄ Congress ⁄ Stefaniensaal Sparkassenplatz 1 8010 グラーツ オーストリア
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